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女性ホルモン注射を始めて半年。体の変化と今の心境を正直に書いてみます

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女性ホルモン注射を始めて半年が経ちました。

半年という期間は、長いようで短く、振り返ってみると本当にあっという間でした。

このブログではこれまで、女装やファッション、メイク、そして「自分らしく生きること」についてたくさん書いてきました。

好きな服を着ること。

好きな下着を身に着けること。

メイクを楽しむこと。

そういったことを通して、自分らしさを見つけてきたように思います。

そして、その延長線上に女性ホルモン注射を始めるという選択がありました。

今回は、女性ホルモン注射を始めて半年が経った今の体の変化や心境の変化について、これまでの経緯も振り返りながら素直な気持ちを書いてみたいと思います。

今までの経緯を振り返る

私は昔から可愛いものが好きでした。

フリルやレースの付いた服。

可愛らしい色使いのファッション。

女性向けの洋服売り場を見ているだけでも楽しかったことを覚えています。

もちろん子供の頃は、その気持ちを誰かに話すことはありませんでした。

周囲と違うことへの不安もありましたし、自分でもうまく説明できなかったからです。

それでも心のどこかにはずっと、

「可愛い服を着てみたい」

という気持ちがありました。

大人になってから女装を始め、少しずつメイクを覚え、好きな服を着るようになりました。

最初は緊張の連続でした。

服を買うだけでもドキドキする。

メイク用品を買うだけでも勇気がいる。

外出する時には周囲の目が気になる。

そんな状態でした。

それでも好きな服を着ている時間は本当に楽しく、自分らしくいられる感覚がありました。

だから続けることができたのだと思います。

好きな服を着れば満たされると思っていた

女装を始めた頃の私は、とにかく可愛い服を探していました。

新しいワンピース。

可愛いスカート。

レースの付いた下着。

ネットショップやショッピングモールを見て回るのが楽しみでした。

休日になると毎週のようにショッピングモールへ出かけていました。

新しい服を見つけるたびに、

「これを着ればもっと理想に近づけるかもしれない」

そんな気持ちになっていたのです。

もちろん買った直後は嬉しいです。

でもしばらくすると、また別の服が欲しくなる。

また別のコスメが欲しくなる。

その繰り返しでした。

今思えば、その頃の私は服が欲しかったというよりも、自分の中にある理想の女性らしさを追い求めていたのかもしれません。

女性ホルモン注射を始めるまで

女性ホルモン注射を始める前は、不安もありました。

体はどう変わるのだろう。

後悔しないだろうか。

自分は本当にこの道を進みたいのだろうか。

たくさん考えました。

インターネットで体験談を調べたり、変化について勉強したりもしました。

それでも最終的には、

「やってみたい」

という気持ちが勝ちました。

誰かになりたいわけではありません。

ただ、自分らしく生きたい。

もっと自然な形で好きなファッションを楽しみたい。

その気持ちが強かったのです。

そして女性ホルモン注射を始めました。

半年経った今の体の変化

胸のふくらみを感じるようになった

半年経って一番わかりやすい変化は胸です。

正直に言うと、まだ大きいわけではありません。

ですが、お風呂に入る時や着替える時に鏡を見ると、

「ちゃんと胸があるな」

と思えるくらいには変化しています。

以前は完全に平らだった胸元に、少しずつ丸みが出てきました。

Tシャツを着た時のシルエットも以前とは違います。

横から見た時も、確実に変化を感じます。

毎日見ていると気付きにくいのですが、数か月前の写真を見ると驚きます。

少しずつですが、確実に変わっています。

この変化は自分にとってとても大きな意味があります。

毎日の変化はわからない

女性ホルモンによる変化は、一日単位ではほとんどわかりません。

今日と昨日を比べても何も変わらないように感じます。

ですが、三か月前や半年前の写真を見ると違いがわかります。

体のライン。

服を着た時のシルエット。

胸元の印象。

少しずつ変わっています。

変化というものは、毎日ではなく振り返った時に実感するものなのかもしれません。

一番変わったのは心境かもしれない

体の変化ももちろん嬉しいです。

ですが半年経って感じるのは、体以上に心が変わったということです。

洋服選びで悩まなくなった

以前の私は可愛い服ばかり探していました。

ネットで見つけた可愛い服。

SNSで見かけた憧れのコーディネート。

そういったものを見るたびに、

「着てみたい」

と思っていました。

ですが実際に着てみると、思っていたイメージと違うこともあります。

自分の体型に合わなかったり、うまく着こなせなかったり。

そのたびに少し落ち込んでいました。

今は自分に似合う服を選べる

最近は服選びの考え方が変わりました。

可愛い服を着たい気持ちは今でもあります。

ですが以前より、

「自分に似合う服を選ぼう」

と思うようになりました。

自分の体型や雰囲気に合う服を選ぶことで、以前より自然におしゃれを楽しめるようになりました。

無理をしなくなったのです。

その結果、ファッションそのものが以前よりずっと楽しくなりました。

ショッピングとの付き合い方も変わった

以前は毎週のようにショッピングモールへ行っていました。

何か新しい服が欲しくて、とにかく服を探していました。

ですが最近はショッピングモールへ行く回数がかなり減りました。

理由の一つは、通販の便利さを知ったことです。

大きいサイズでもおしゃれな服を扱うショップがたくさんあります。

以前は店舗を何軒も回って探していましたが、今は自宅でゆっくり選べます。

そしてもう一つ大きな理由があります。

以前ほど服に女性らしさを求めなくなったからです。

女性らしさを「買うもの」ではなくなった

これが半年経って最も大きな変化かもしれません。

以前は、

服を買う。

コスメを買う。

下着を買う。

そうすることで女性らしさを手に入れようとしていました。

もちろん今でも服もメイクも大好きです。

新しい服を見るとワクワクします。

可愛い下着を見ると欲しくなります。

ですが以前とは感覚が違います。

今は女性らしさを手に入れるために買っているわけではありません。

自分の体そのものが少しずつ変化しているからです。

だから以前ほど焦らなくなりました。

女性らしさを外側に探すのではなく、自分自身の中に感じられるようになった気がしています。

最近の私のこと

家庭用脱毛器で髭の脱毛を続けています

実は女性ホルモン注射とは別に、長く続けていることがあります。

家庭用脱毛器による髭の脱毛です。

髭は昔から大きな悩みでした。

どれだけ丁寧に剃っても青く見える。

メイクをしても完全には隠れない。

特に女性らしい服装をした時には、どうしても気になってしまいます。

そこで家庭用脱毛器を使い始めました。

正直に言うと、最初の頃は効果がよくわかりませんでした。

何度も、

「本当に薄くなるのかな」

と思いました。

ですが続けているうちに少しずつ変化が現れました。

気付けば二年半ほど続けています。

今では髭の量もかなり減り、以前とは比べものにならないくらい薄くなりました。

まだ完全になくなったわけではありません。

メイクをしても近くで見ると気になることはあります。

それでも鏡を見るたびに、

「ここまで来たんだな」

と思います。

そして今の状態を見る限り、このまま続ければ数か月後にはメイクだけでほとんど隠せるようになるのではないかと感じています。

ファッションによって外出スタイルも変わる

最近は服装によって外出スタイルを変えています。

スカートやミニドレスなど女性らしいコーディネートの時は、今でもマスクを着けることが多いです。

以前より髭は薄くなっています。

それでも女性らしい服装をしている時は、どうしても口元や顎周りが少し気になります。

だから安心感のためにマスクを着けています。

一方でデニムやパンツスタイルの時は、マスクなしで出かけることも増えました。

メイクをして、口紅を塗って、そのまま買い物へ行く。

今ではそれが自然になっています。

少し前の自分なら考えられなかったことです。

人目を気にしなくなった自分に気付いた

半年経った今、体の変化以上に大きな変化だったと思うことがあります。

それは、人目を気にしなくなったことです。

女装を始めた頃の私は、とにかく周囲の目が気になっていました。

好きな服を着て出かけるのは楽しい。

でも帰宅する時になると不安になる。

そんな状態でした。

その頃は家の近くまで帰ると車の中で着替えていました。

メイクを落とし、無難な服に着替えてから家へ帰る。

近所の人に見られたくなかったからです。

誰かに何か言われるかもしれない。

変に思われるかもしれない。

そんな不安がありました。

今は好きな格好のまま帰れる

ところが最近は違います。

好きな服を着る。

メイクをする。

そしてそのまま帰る。

スカートでも。

ワンピースでも。

メイクをしたままでも。

以前のように車の中で着替えることはありません。

もちろん周囲の人がどう思うかはわかりません。

ですが今は以前ほど気にならなくなりました。

自分自身が納得しているからです。

自分に自信が持てるようになった

なぜ変わったのだろうと考えることがあります。

その理由の一つは、自分に自信が持てるようになったからだと思います。

以前の私は、

「変じゃないかな」

「おかしく見えていないかな」

そんなことばかり考えていました。

ですが今は、

私は私でいい。

そう思えるようになりました。

好きな服を着ること。

メイクをすること。

自分らしく生きること。

それは誰かに許可をもらうものではありません。

だから必要以上に他人の目を気にすることもなくなりました。

ジェンダーレスな自分を受け入れられるようになった

昔は自分自身をどう説明すればいいのかわかりませんでした。

男性なのか。

女性なのか。

女装者なのか。

何者なのか。

答えを探していた時期もありました。

でも今はあまり難しく考えていません。

私は私です。

男性的な部分もある。

女性的な部分もある。

そのどちらも自然に存在しています。

無理にどちらかへ寄せる必要もありません。

最近はジェンダーレスな自分自身を、自然に受け入れられるようになった気がしています。

だから以前より自由になれたのかもしれません。

これからも焦らず、自分のペースで

女性ホルモン注射を始めて半年。

胸のふくらみという目に見える変化もありました。

髭脱毛による変化もありました。

そして何より、自分自身との向き合い方が大きく変わりました。

以前より焦らなくなりました。

以前より無理をしなくなりました。

そして以前より、自分らしく過ごせるようになった気がしています。

まだ半年です。

これから先も体は変化していくと思います。

一年後、二年後の自分がどうなっているのかはわかりません。

でも今は、その変化を楽しみにしています。

焦らず、無理をせず、自分のペースで進んでいきたいと思います。

同じような悩みや気持ちを抱えている方がいたら、この体験が少しでも参考になれば嬉しいです。

そして何より、この半年という節目を、今の自分の記録としてここに残しておこうと思います。