【MTF記録】女性ホルモン注射２回目。お洒落をして向かった朝と、ほんの少しの揺れ

こんにちは。
今日は、女性ホルモン注射の２回目を受けに行った日のことを書いてみます。

黒のショートパンツに決めた朝

昨日、街でとてもお洒落な女性を見かけました。
黒のショートパンツにブーツを合わせた、凛として軽やかなスタイル。
その姿がずっと心に残って、
「明日は私も黒のショートパンツで行こう」と、自然に思いました。

朝の支度は、いつものようにゆっくり丁寧に。

お気に入りの下着をつけて、
赤いタイツを履いて、黒のショートパンツを合わせる。
上は黒のレオパード柄のカットソーに、グレーのビスチェ。
アウターはふわっとしたグレーのファーのコート。

鏡の前で
「これもちょっと違うかも…」と何度か着替えながら、
やっと「今日はこれだ」と思えるコーデが整いました。

お洒落が決まっただけで、自然と気分が上向いていくから不思議です。

クリニックへ。気持ちと身体のギャップに少し揺れて

気分よくクリニックへ向かい、
診察室に呼ばれて、注射のために洋服をまくりました。

その瞬間、
お気に入りのスタイルの下から現れた自分の腕が、
しっかり“男性の腕”をしていて、
ほんの少しだけ胸が沈むような気持ちになりました。

気持ちはどんどん女性らしい方向へ進んでいるのに、
身体はまだ追いついていない。
そのギャップに、ふっと切なさが流れ込む瞬間があります。

でも、それも本当に一瞬でした。

注射が終わると、また前向きに

注射を打ち終わると、
「今日も女性ホルモンが身体に入ったんだ」という実感が
じんわり広がってきて、
さっき感じた小さな“げんなり”はすぐに溶けていきました。

帰り道に寄ったリユースショップで、
たまたま見つけた可愛いアウター。
“これ欲しい！”と直感で思って、迷わず購入。

お洒落を楽しめることって、
やっぱり私にとって大きな喜びなんだなと改めて感じました。

この一週間が、またどんな時間になるのか

２回目の注射を受けた今日。
この一週間でどんな小さな変化があるんだろうと、
静かに楽しみな気持ちでいっぱいです。

焦らず、無理なく、
自分のペースで進んでいけたらそれで十分。
また変化を感じたら、ここに記録していきますね。

女性ホルモン注射後の体の記録